こんにちは。たなべです。
今回は自己分析について
私自身の頭の整理のためにも、どんなことを意識して推薦指導の中で関わっているのか
頑張って言語化していこうと思います。
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今回は改めてのこのテーマ。
というのも、私はちゃんと自己分析したのは就活生の時ですが、
どこまでいっても終わりが無いように思えたり、
色々なワークやテストを受けても
「結局堂々巡りをしているだけなんじゃないの?」
って感覚に陥り結構時間がかかってしまいました。
そのために企業分析とか業界分析で少しスタート遅れたところもあり、
「そもそも自己分析って何で、何をすればokなんだっけ?」
ってところを明らかにしていきたいと思います!
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また今回はパート①というコトで、
自己分析の定義づけ・潜在意識の言語化というところでお話ししようと思います!
総合型選抜やAO推薦と就職活動はやることが似ているので、どちらの人にも役に立ったら良いなと思います。
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(自分の頭の整理なのに、恩着せがましいなあ・・・。)
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そもそも自己分析って何だったかと考えたり、
指導中にどんなことを明らかにしたいんだったっけ と
考えて見ました。
で、自分の中ではこの2点がしっくりくる表現でした。
そして自己分析の第一ゴールは【信念・価値観・文化】が分かることだと考えています。
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顕在意識と潜在意識についてはググった方が分かりやすいかもですが…
意識には5~10%の顕在意識と、90~95%の潜在意識との2種類があると言われています。
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顕在意識というのは
心中に明瞭に自覚されている意識などを指す表現です。
別名を「表面意識」と言い、論理的な思考・理性・知性・判断力のことです。
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一方、潜在意識というのは
心の奥底にあって本人も気づかない意識であり、自覚されないが本人の行動や思考に影響を与える秘められた意識です。
感情・感覚・直観・記憶・本能的な欲求のことです。
別名を「無意識」と言います。これはなじみ深いですね。ワタシよく使います「ムイシキダッタノデス」。
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わざわざ自分を分析するんだから、理解が増える余地が大きい潜在意識(=無意識)の方を攻めたいですよね。
ただ顕在意識5~10%、潜在意識90~95%って言いすぎじゃないかと思いますよね~。・・・?
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例えば1日の中で自分の行動選択(「あ、これやっとこ」とか「オムライス、箸で食べよ」とか。)って
何回あると言われていると思いますか??
100回くらい?
いや500くらいはあるのか??
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細かく分けると・・・
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3万5000回!!
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いかつい数出ましたね~。
これには「立つ」「座る」「目をこする」など体をどう動かすかってことなんかも”無意識の”行動選択に含んでいます。
にしても多いですよね。
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そしてこの数のギャップこそが潜在意識が90~95%と言われる所以です。
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確かに一日の中で「〇〇しよ」って考える回数100回もないですよね、多分。
ん?・・・私は100回も意識に無いのだが・・・
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・・・100/35000…0.3%じゃん。(四捨五入繰り上げ)
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無意識99.7%じゃん。
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はいまあそれは今後きっと診察に係るので置いときます。
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話を戻して、
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定義づけた
①顕在意識(目に見える行動や事実)から自己を観察し、
②潜在意識(目に見えない信念や習慣)=根源的な自身の行動・思考の原則や判断基準を明らかにすること。
についてイメージ湧きましたかね?
普段の行動言動から、より深いとこまで見てみようぜってことですね。
超ざっくりそのままのことを言って終わる。
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えー潜在意識は直観とかなんとかなんだから言語化出来ないよ~
って人も大丈夫です。多分。
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無意識の中にもいくつかの階層があります。
(調べてみてもしっくりくる表現のものがなかったので、勝手に自分に分かりやすい表現に換えています。)
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何か一つの行動の裏には
習慣化された行動があり、
その更に裏には
思考のクセがあり、
その更に更に裏には
大事にしたいモノ(信念・価値観・文化)
があるというコトですね。
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逆に下からいくと例えば、
「友達めっちゃ大事にしたい(信念)」
⇒「優しくしたい、役に立ちたい、好かれたい(思考習慣)」
⇒「出会ったら毎回飴ちゃん上げてる(行動習慣)」
⇒「今回はテンション上がってて飴とアイスもあげてもた(行動)」
こんな感じですね。何となく分かりますでしょうか。
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若干分かりにくいワードの理解としては
要求=「~してほしいなあ」「~してくれるもんだろ普通」
構造理解=「この学校では私のカーストは下位なんだが仕方がないよね」「コレが社会だよね」
文化=「小さい時にコレやったらお母さんに褒められた!/怒られた…」背景を含んだ過去の大事な経験
みたいな感じです。
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そういうワケで、
自己分析の第一ゴールは
【信念・価値観・文化】が分かる、というところなのではないかなと思います!
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とはいっても、沢山の経験と複雑な思考や感情が絡まり合っているのが常なので、
方法論的な部分についてもう少しだけ。
もちろんこの通りに行くとは限らないし、1つのワードを掘ったら一気に何個も回答が出てくる場合もあります。
1個飛ばしの回答だったりすることもありますね。
なので、細かいことを気にせず、とりあえず数を出していきましょうと。
深掘りする時の基本的な問いのスタイルは「なぜ?」とか「どうして?」になることが多いと思います。
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さっき上で逆パターンの雑な例を上げましたが、
信念・価値観・文化の方から登って行って、無事スムーズに行動まで辿り着けたら
恐らくその言語は潜在意識の中にあったものとして正しいものです。
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ただ1回では絶対に無理です。適切な言語は出てきません。
ロジックが通ったとしても違和感が残ると思います。
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色んな言葉を用いて本当に何回も下りて上って下りて上って・・・と繰り返すことで
しっくりくる「信念・価値観・文化」に近付いていくイメージです。
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というコトで、長くなりましたが、今回は
自己分析パート1「自己分析の定義づけ・潜在意識の言語化」でした。
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今回はあくまで過去~現在を知る、という意味合いの部分をベースにしました。
次回自己分析パート2では「客観性の確認」と「モチベーションの所在」についてと
少し未来の方にも視野を広げるところに触れていきます。
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ではまた~!