こんにちは、たなべです。
推薦入試を利用している受験生は一時の結果が出てきた頃ですね。
そして高校2年生がそんな3年生を見て焦り出す頃かなと思います。
また同時に大学2年生も、
少し行動の早い人は夏冬にインターンに申し込んでいたりしていて
「そろそろ就活のことを考え出さないとな~」
と心配し始めるような人も出てくる時期ではないでしょうか。
私が大学2年生の頃は
「…成長って何…?資格取っといたらいいのかな?英語力伸ばしとこかな?」
みたいなノリでした。
それが就活を通して、企業や組織での採用側の立場を通して、
受かる人とそうでない人の特徴が見えてきました。
今回は、一般に公開されている分かりやすいデータがあったので共有します!
大学や企業がどのような観点で受験生や就活生を見ているのか
参考になれば幸いです!
大学が受験生に求める1番の力は「明確な志望動機」
まずは大学受験。大学が受験生に求める力についてです。
これはベネッセが2022年1~3月に全国の国公私立大学を対象に行った
「学校推薦型選抜・総合型選抜に関するアンケート」によるデータです。
【学校推薦型選抜】と【総合型選抜】で少し内容は変わりますが、
共通して大学が受験生に求めるも力の1位になったのは「明確な志望動機」でした。
それぞれの大学で学びたい理由、その学部・学科で学びたい理由を重視しています。
【学校推薦型】の選抜方式においては
「明確な志望動機」に続いて、「基礎学力」「思考力・判断力・表現力」「コミュニケーション力」となっています。
【総合型】の選抜方式においては
「明確な志望動機」に続いて、「コミュニケーション力」「前向きに取り組む姿勢」「思考力・判断力・表現力」となっています。
こちらは「基礎学力」が求められる割合が低く、より個人の特性が深く見られる特徴があります。
学校推薦・総合型問わず共通して「明確な志望動機」を重要視しており、そこから言えることとしては、
これまでどんなことに力を入れてきて、どんな価値観を育んで
将来何をしていたいか、どんな自分でありたいか
ということを意識して自己分析しておく必要があるということです。
またその時間軸を踏まえた上で
そのライン上に大学・学部があることが適切なのかどうか、そのラインには一貫性があるかどうか、
といったことが見られるということだと考えています。。
企業が就活生に求める1番の力は「コミュニケーション力」
次に企業が就活生に求める力です。
こちらは経団連が毎年企業に対しておこなっているアンケート調査をもとにした
「特に期待する資質と能力」から出ているデータです。
単年のデータもありますが、今回は10年間の平均値を取ったものを挙げます。
単年で見ると少し数値は違うのですが10年間で順位付けはほとんど変わりません。
1番が「コミュニケーション力」で、
「主体性」「チャレンジ精神」「協調性」「誠実性」「ストレス耐性」・・・と続きます。
能力そのものよりも、
その環境に適性がある、または適応できる能力があるかどうか
を見られる傾向が見て取れるように思います。
(もっと知りたい方は下記からどうぞ☆
般社団法人 日本経済団体連合会「採用と大学改革への期待に関するアンケート結果」)
冒頭でも話してますが私自身、
採用の立場であったり、就活をサポートする立場を経て
就活では総合型選抜と求められることが似ているな~と感覚的に思うところは大きいです。
もちろんほとんどの場合、差別化の難度のために就活の方が難しいですが。
まとめ
- 大学が受験生に求める1番の力は「明確な志望動機」
- 企業が就活生に求める1番の力は「コミュニケーション力」
就活にしても推薦入試にしても、
自己との対話を通して理解を深める
自分の資質能力を知る
適応する力を身に付ける
ということが大事なようです。
自分の望む進路を進んでいけるよう
準備不足だけは避けたいところです。
自己分析の記事でもお伝えしましたが、
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関連記事はこちらです。
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