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「記念受験」と言われても諦めなかった受験

こんにちは!山田です。
今回は「記念受験」と言われても諦めなかった
私の受験についてお話ししようかなと思います。
「自分なんてどうせ無理」と思い込んでいる人
「誰も応援なんてしてくれない」と感じている方の苦しさが
少しでもこの記事で緩和せれたら嬉しいです。

「記念受験」と言われた受験

私は昨年まで偏差値36の高校に通っていました。
少人数で本当に小さな自然豊かな町にある高校です。
この町から私は慶應義塾大学総合政策学部に2021年AO入試で合格しました。
受験の時期周囲から言われたのは、「記念受験」でした。
この言葉の意味は、きっと「どうせ合格なんて無理だ」という意図だったのでしょう。
本当に悔しかった。
本当に悲しかった。
本当に辛かった。
本当に苦しかった。何度泣いたかわからない。
でも、それ以上にそんな言葉に負けたくなかった。
その言葉の通りになりたくなかった。
自分の叶えたいものを諦めたくなかった。
自分の人生を環境のせいにして諦めたくなかった。
何度も泣いた。その度に前を向いた。

高校3年の6月に志望校を決定し、受験の準備を始めたのは7月。
一次締め切りが8月後半。
2ヶ月間ただただ自分自身と向き合うことに必死でした。
「自分の大切なもの」「自分が成し遂げたいもの」
「自分が将来やりたいこと」「自分は数年後どうなっていたいのか」
「何のために大学に行くのか」向き合って向き合って、自分の軸を作りました。
これが自分の人生に初めて必死になった瞬間でした。

自分がどうしたいのか

AO入試や推薦入試を楽だから、早く終わるから
という理由で選択する人がいます。それが悪いとは決していいません。
ただ、
自分の選んだ選択肢に向き合う覚悟を持つこと
どんな選択でも自分自身と自分の人生と向き合う覚悟を持つこと
が重要なんじゃないかなと思います。

進路の選択って本当に悩むし、
自分だけで決めきれないこともきっとあると思います。
経済的なことや、学力、距離など。
進路選択において色んな条件がそれぞれにあると思います。
もしかすると、自分の第一希望を周囲が応援してくれないかもしれません。
否定するかもしれません。
笑うかもしれません。
そんな時「あの人にああ言われたから」と自分の人生の選択をするのか
「自分がこうしたいから」と自分の意思で決めるのとでは今後大きく異なると思います。

重要なのは
他人があなたにどうして欲しいかではなく、自分がどう生きていきたいか
です。
受験をする際に同様に、学校が何を求めているのかだけを気にするのではなく、
あなたがその学校で何を学びたいのか、
何を求めているのかを伝えることが重要なのかなと思います。

諦めなかった訳

正直、当時めちゃくちゃキツかったです。
もう信じられないくらい泣いていたし、
メンタル的にもかなりしんどかったです。

ただそれでも、どんな冷たい言葉を言われても態度を取られても
絶対に諦めることだけはしませんでした。
それは自分にとってどうしても学びたいことや経験したいことが
この大学にあったから。成し遂げたい未来があったから。目標があったから。
そして自分自身が信じれない時も自分のことを
近くで信じてくれる人がいてくれたから。
自分の人生と本気で向き合ってくれる人がいたから。

だから私は諦めませんでした。

今思うこと

今思うのは、諦めなくて本当に良かったということです。
「経済的に厳しいから。」
「学力的に厳しいから。」
「誰も応援してくれないから。」
なんて外的要因にこじ付けて諦めなくて良かった。

諦めなかったから今出会えている仲間がいます。経験があります。
たくさんの人に支えられ、たくさんのことを学んで
、経験をすることが出来ています。
辛いことも、しんどいことも正直たくさんあります。
逃げ出したいことなんてしょっちゅう。
それでも、私はこれからも自分の人生を諦めるつもりはありません。

自分の人生と向き合うことに全力で生きようと思っています。

伝えたいこと

自分の人生を自分の意思で決定して下さい。
後悔するかもしれないし、辛いこともたくさんあるかもしれません。
ただ、それはまだ道の途中だからです。
後悔しないくらい自分の選択した道を最高のものにして下さい。
そうすれば、自分の選んできた道をいつか正解だったと思える日が来ます。

私はそう信じて毎日を生きます。
人生は選択の繰り返しです。
その選択の中で悩むことも大切です。
でもそれと同じくらい
自分の選択を正解だったと思えるように生きることも大切なんだと思います。

だからもし今自分の選択に悩んでいる人がいるなら、
自分自身を少し信じて小さく一歩踏み出してみて欲しい。
そうすればきっと、昨日の自分とは違う自分が待っているはず。

大人にはなりきれない、大学生という今の私も自分の人生に一生懸命向き合おうと思う。

“苦学生”のつぶやき① ”苦学生”のつぶやき②