こんにちは!山田です。
今回は、“苦学生”と呼ばれる私が自身の受験の時期について書こうと思います。
同じような境遇の人の支えになれたらいいなぁ、
経済的な面で夢を諦める人が減ったらいいなぁ
なんて事を思いながら書いてます。
つらつら書いてるので、時間ある時でも読んでみてください。
ちなみに私は22年の9月から大学生です。
小さな島の出身ですが、
電車が走って、人も沢山行き交う街に来ています。
田舎出身の私はまず駅で迷子になりました。
その後に街の中でも迷子になりました。
人の流れに沿って、いつの間にかよくわからない所にいたり…。
1人でスマホ片手にマップを開いて同じところを何度もぐるぐるしたり…。
方向音痴な私は、マップなんて意味ないくらいなんです。(笑)
結局は人に聞いちゃうのが、一番迷わない気がする…。
きっと地方から出てくる人は理解してくれるはず!
と、前置きはそんなところで、
そんな街に来た私は、よく“苦学生”と呼ばれます。
“苦学生”って何?ってもしかしたら思う人もいるかもしれないので、
苦学生
苦学生(くがくせい)は、働いて学費・生活費などを稼ぎながら勉強している学生のことである[1]。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
私は高校時代長い期間、就職するか進学するか迷っていました。
理由は経済的に厳しかったから。
親からはずっと就職してほしいと言われてました。
私自身は進学したい気持ちはあるものの
それを言葉にすることは中々出来ませんでした。
そんな私がどうして、大学に挑んだのか。
しかも私立で四年生大学に。
それは本当に学びたいことや考えや経験に触れたい教授がいる大学に出会ったから。
受ける事を決意するまで時間がかかりました。
本当に受けていいのか。
もし受かったら本当に通えるのか。
費用はどうしよう。
「条件がなければ、自分は本当はどうしたいのか」
「このまま自分の人生なのに、環境のせいにして諦めるのか」
「ここで決断しなかったら後悔しないか」
考えて、考えて、悩みました。
考えて、悩んで、
「自分の人生を環境のせいにして、諦めたくない」
「後悔したくない」
「私だって学びたいし、経験したい」
そう思って、受験を決意しました。
受験を決意した日、
「どんだけ辛くても自分の人生を諦めない」
「自分で費用もどうにかする」
と自分自身のこれからと向き合う決意をしました。
<受験期>
「慶応SFCをAO受験する」そう決めてからも
当然親には認めてもらえず、家の中では冷戦状態。
学校では記念受験と噂され。
自分の将来に向き合うことに必死になる一方で、
何度心が折れそうになったかわからない。
慶応SFCをAO受験すると決めたのは、
書類提出期限約2ヶ月前。
そこからは怒涛の日々でした。
毎日、朝から晩まで、自分と向き合い、
寝る間も惜しんで死ぬ気でやりました。
普通なら第二志望があるはずですが私にはありませんでした。
もしここで落ちれば大学は行かずに就職する。
一般受験はもちろんしない。
それが親の反対を押し切ってでも受験した私の中でのケジメでもありました。
高三の夏休み。
普通なら課外授業に出なければいけない所を
一般受験しない私は全て欠席しました。
皆が一緒に課外を受けている間、
私は1人で死ぬ気で資料作りをしました。
「どうして皆がやっていることが出来ないんだ」
「輪を乱すな」
「記念受験」
受験の時期に言われた言葉。
沢山傷ついて、それでも負けたくなくて、
諦めたくなくて、悔しくて、ただがむしゃらでした。
“みんなと違う事をすること”がどんなに怖くて、
どんなに煙たがられるのか実感した時でもありました。
<合格後>
合格の二文字を見た瞬間、
弾けるような嬉しさと莫大なこれからへの不安に駆られました。
「費用どうしよう」
頭の中はぐちゃぐちゃで本当は素直に何にも考えずに泣いて喜びたいのに
それが出来なかったことが悔しかった。
合格した途端、手の広を返す大人が気持ち悪かった。
バイト禁止の高校でバイトの許可を取ることは
簡単ではありませんでした。
これについては、この記事でも書いたので割愛。
自力で学費や入学金を全て賄うために、朝の4時から家を出て働きました。
雪が降る真っ暗な道路を1人で、自転車に乗って突っ切って、
帰る頃にはまた真っ暗で静まり返った町。
「進路が決まった同級生は今何してるんだろ。寝てるのかな。遊んでるのかな。」
なんて周りと比べては自分で決めたことなのにしんどくなることも。
今思えば、比べたって何にもいいことないのは分かるんですけどね。当時は中々(笑)
どんなに辛くても、私が諦めなかった理由。
それは
「自分の人生を環境のせいにして、諦めたくない」
「どんだけ辛くても自分の人生を諦めない」
そう決めてから。
それに、辛くてもどんな時も1人じゃなかったから。
近くで見守り、信じてくれる人が居たから。
そんな存在があったから、私は今ここで前を向けてるんだと思います。
確かに、みんなと違う事は怖くて、辛いけれど
私にとってはこの経験が大切な出会いや経験につながっています。
“苦学生”だけど、苦しいだけじゃない、楽しい事だって、嬉しい事だってあります。
沢山助けてもらって、支えてもらって今の私はいます。
費用も自力で賄いましたが、それは絶対に1人では出来ていないし、
助けがなければここにもいなかったと思います。
今回の記事で一体私が何を伝えたかったのかと言うと
- 「夢は変わってもいいけど、諦めないこと。」
- がむしゃらに生きてれば、きっとどうにかなる
- 苦しんだ分だけ、強く優しくなれる
これは、私が伝えたいことでもあり、自分が信じたいことでもあります。
沢山辛いし、苦しい場面もあったし、
それは今も変わってはないけれど、
それでも自分の夢を持ち“今”を必死に生きています。
いつも、今も、ギリギリだけど(笑)。
何度も涙を流したし、何度も逃げ出したくなりました。
「もっと余裕があれば」「もしこうだったら、ああだったら」
なんて思わないようにしてても思うこともあります。
きっとこれから先も思うこともあると思います。
それでも私は受験したことも、合格したことも後悔はしていないし、しません。
誰かのせいにすることも、環境のせいにすることも、
後悔することも、言い訳をすることも簡単に出来ます。
ただ、それで何かが変わるわけでもありません。
どんなに悔いて、嘆いても過去も、他人も変えられません。
変えられるのは、常に自分自身と未来だけです。
だから、私は今の自分と向き合い続けます。
そりゃあ、人間だからたまには弱音だって吐くし、
よく迷走だってしちゃうけど。(笑)
それでも本当に色んな方に沢山助けてもらった分、
いつか自分が少しでも誰かの救いや助けになろうと思う。
自分自身が諦めず、前を向いて生きる姿勢を失わないようにしようと思う。
と、最近家探しに追われ、毎日お金の計算を
訳わかんなくなるくらいしている迷走しつつあった私が
自分の心の整理のためにも書いてみました。(笑)
内容的に書くか迷ったけど、
この記事でこんな奴もいるんだなぁ、
アホだけどこいつもなんだか一生懸命生きてるんだなぁ、
もう少しだけ諦めずにやってみるかー
とか思ってもらえたら嬉しいです!(笑)
“苦学生”コメントウェルカム!
一生に頑張ろう!
“苦学生”ならではの情報とか、経験とか教えてほしいです!
それでは、また〜!!とりあえず私は、家を決めます!