こんにちは!山田です。
今回は、2021年に慶應義塾大学総合政策学部のAO入試を実際に受験し
合格した私がおすすめの面接対策についてお話ししようと思います!
一次試験合格から二次面接までの期間は1週間
一次試験合格が分かってから、二次の面接対策を始めると後悔します!
なぜなら一次合格発表から二次面接までは思っているよりも期間が短いからです!
私の時は一次合格が分かってから面接まで約1週間しかありませんでした。
私は面接対策自体は一次資料提出後からすぐに取り組んでいましたが
練習に関しては合否が出てからのスタートでした。
期間が短いからこそ、あれもこれもと面接対策に手を出すのではなく、
優先順位をつけて取り組んでいくことが重要になります。
一次の合否結果が出る前から準備を始めておくことをおすすめします。
面接対策で大切なこと
・自分の提出した資料をよく読み直し、さらに深ぼること
・自分の書いた研究、興味分野についての知識を補うこと
面接対策の準備として私が特に意識していたのが、この二つです!
おすすめ方法①【一次試験で作成した資料の深掘り】
おすすめ方法②【志望理由の要約】
おすすめ方法③【単語カードで想定質問作成】
おすすめ方法④【論文・先行事例記事を読む】
では、具体的にどのような対策をしたのか書いていこうと思います!
POINT
・提出資料をよく読み直し深掘る
・研究や興味分野の知識を補う
まずは一次試験で自分が作成した資料の深掘りについてです!
「深掘る」と言っても色んな方法があって何がいいか分からなかったりしますよね。
私が実際に受験期にやっていた深掘りのやり方はこの方法です。
まず自分で作成した資料に対して何度も
「どうして?」「本当に?」「誰にとって?」などの疑問を書き込んでいく方法です。
初めて資料を見た人になったつもりで
疑問に思う点など突っ込めるところは少しでも多く突っ込んでみて下さい!
ポイントは“初めてみた人がどう思うか”。
自分でとにかく突っ込んだ後は
周囲の人に自分の一次資料を印刷して
「疑問に思う点や、突っ込みたくなる点に線を引いてコメントください」
とお願いしてみて下さい。自
分だけでは気づけなかった点に気づくことができます。
次に自分で突っ込んだ点と他の人に突っ込んでもらった点について
考えたり、調べたりして答えられるようにしましょう。
私は志望理由書だけでなく作成したすべての資料に同様の作業をしました。
この対策のおかげで、面接当日に資料を見ながら
「◯◯について書かれていますが、これは誰にとっての施策ですか?」
「本当にこの施策で問題が解決されると思いますか」
など問われても自分の考えを持って答えることができました。
”初めてみた人がどう思うか”を考えて資料を見返す
面接対策を始めている人は知っているかも知れませんが
面接ではまず初めに
「あなたがSFCに入学したい理由を1分ほどで簡潔に教えて下さい。」
と言われます。
因みに私は3分間だと思っており
3分間で準備していたので本番もそのまま3分間程度で話しました。
ここで大事なのは時間内に言えるかではなく
どれだけ最初に自分の話に巻き込めるかです。
ポイントは予め作った文章として答えるのではなく
“自分の言葉”として話すことです。
これだけは使いたいというキーワードだけを出してまず話してみる。
(練習し始めの頃は時間を気にしなくても大丈夫です。)
この要約を30回は練習していろんな人に聞いてもらって下さい。
先生じゃなくても大丈夫です。
友達でも、先輩でもあなたのために意見を言ってくれる人にお願いしてみて下さい。
私は、学校や塾の先生、就職や専門学校で進路が決まっている同級生に聞いてもらいました。
話の内容だけでなく、表情や声色からも話に引き込まれる、
という点を見てもらい
「表情が硬いからもっとリラックスして」
「目線がずっと違うところ見てるよ」
などのアドバイスをもらいました。
自分が自分の研究に“ワクワク”しながら“自分の言葉”にすることを意識して下さい!
最低30回は練習していろんな人に聞いてもらう
面接練習は相手がいないとできないと思っている人も多いかも知れませんが
そんなことはありません。
学校の先生や塾の先生、友達などがずっと練習相手になってくれる訳ではありません。
1人の時間も面接練習に活用できます!
この方法を使えば移動時間や歯磨きの時間など、少しの時間でも有効活用する事ができます!
それが単語カードに想定される質問とその時に答えたいキーワードをまとめ、
空き時間に見て頭の中で模擬面接をするという方法です!
まず単語カードを用意して表側に想定される質問を書きます。
次に裏面に表面で書いた質問に答える時に使いたいキーワードを書きます。
これを隙間時間や面接練習の前に見たりしてました!二次試験当日もギリギリまで持ってました。
私はこの単語カードを一次試験終了後から作り始め、
どこに行く時も持ち歩いてました!授業中もたまにこっそり見てました(笑)
おすすめ方法①で紹介した深掘りの時に出てきた質問をまとめたり
全部で50枚以上のカードにしてました!
この方法を使えば隙間時間や移動時間、練習相手がいない時にも練習ができるので、
個人的にめちゃくちゃおすすめします!
想定質問カードにまとめて整理する
どれだけ自分で深ぼったり考えたりしても答えが出ない時もあります。
特にそんな時は自分の研究分野への知識をどんどん増やしていって下さい!
先行研究や気になる教授の論文、実際の事例について調べてみて下さい。
私は論文を調べるときはGoogle scalarを使ってました!
調べる時は主に自分の作成した資料のキーワードについて調べてました。
論文を読む時には、必ず印刷して分からない単語は調べて理解するようにしてました。
また共感できる部分や疑問点にはマーカーで線を引き、
感じたことを書き込むようにしてました。
読むうちに自分の研究分野への知識が増え、面接当日では答えられる幅も広がりました。
事例については書籍やGoogle検索してました。
気になる記事を見つけたらキーワードをメモしたり
感じたこと、自分の研究でも活かせそうなことをまとめてました!
自分の頭で整理出来ない時こそ外部からどんどん情報を入れる
【ランキング】慶應SFC AO入試に合格するための塾・予備校最後にすごくすごく大切なことをお伝えします。
これだけ沢山準備をしてもSFC教授は必ずあなたの痛い点をついてきます。
厳しい意見にその場から逃げたくなるかも知れません。
泣きそうになるかも知れません。頭が真っ白になるかも知れません。
それでも黙り込まないで下さい。
そこで黙って何も答えることが出来なければ、
どれほどあなたが一生懸命でも必死でも、相手に伝えることが出来ません。
面接で大切なことは“自分の想いや考えを伝えること”です。
とにかく話して下さい。意表をつかれ答えられない点には
「確かにその考え方もありますね。今後その点についても考察していきたいです」など
これからに繋げられる回答を心がけてください。
あなたの想いや考えををぶつけて、その“ワクワク”に教授を巻き込んで下さい。
当日はSFCの教授を3人も、しかも30分間も独り占めにできるんだよ。
こんなに、嬉しくてワクワクすることはない。
面接は、ディズニーランドより楽しいとは思はないかい?
この言葉は私が面接対策を始めたばかりの時に言われた言葉です。
この言葉を聞いてあなたはどう思いましたか?
私は正直「そんな訳ない。不安で押し潰されそうなのに。」と思ってました。
しかし面接当日には終始笑顔でどんな質問にも答える事ができていました。
厳しい意見が来た時には「あぁ今は圧迫の時間だ」と考えながら答える余裕すらありました。
もちろん最初からそんなことは出来ません。
それでも上でおすすめした方法で余裕を忘れず
自分の考えを自分で伝え、合格する事ができました。
だからこそ少しでも気になったら試してみてほしいです!
当日忘れないで欲しいこと4つまとめておきます。
黙らず表現すること
変に誤魔化さないこと
あなたの“ワクワク”に教授を巻き込む意識を持つこと
自分を信じて“余裕”を忘れないこと
是非楽しんでみてください!
それでは、また〜!!
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