こんにちは!山田です。今回は「ヒーローにはなれない」といういつもと少し違う感じのテーマでの記事になります。
この言葉は当時中学生だった私が学校の先生に言われた言葉です。当時の私は、周りの目ばかりを気にしていて、常に誰かのために動くことが当たり前で、何かとそのせいでしんどいことも多かったです。
そんな時に先生から言われたのが、「みんなのヒーローにはなれないんだよ」でした。
当時の私は「みんなのヒーローになろうとなんて思ってない。ただ、少しでも自分ができることをしたかっただけ。」という感じでした。
誰かのために頑張る人ってすごくかっこいいし、すごく素敵だなって当時も今も思っています。そして、そんな人に自分もなりたいと思っています。
そんな人になりたいと思う一方で、「自分って何のためにやってるんだっけ」「誰のために動いてるんだっけ」ってなることも正直あります。大学生になって最近よくこの「皆のヒーローにはなれないんだよ」という言葉を思い出すことが多くありました。必死に自分の目の前にあることに食らいついていく毎日で、自分のための学びで経験のはずなのに、毎日がしんどくて辛くて。そんな時に誰のための人生なんだろうと考えていました。
誰かのために動けることも、毎日必死に頑張ることも素敵だけれどそれ以上に”自分の幸せ”に目を向けることも大切なのだと最近感じています。
「どんなことをしている時が幸せなのか」「誰といる時が幸せなのか」自分のことにしっかり目を向けて、向き合うこともすごく素敵なことだなあと感じています。
「みんなのヒーローにはなれないんだよ」この言葉のように、アンパンマンやスーパーマンのようにみんなのことを守れる強いヒーローにはなれないかもしれません。
それでも、私は自分自身の幸せと半径数メートルほどの大切な人の笑顔を守れる人間でありたい。自分や周りにいる人を大切にできる人も立派なヒーローだと思うから。
何でこんな記事を書いたのかというと、毎日いろんなことと向き合ったり、毎日目標に向かって努力したり、毎日頑張っている人に、「自分を大切にすること」「自分と向き合うこと」の大切さについて少しでも伝えられたら良いなと思ったからです。
私もよくしんどいなと思うことがあります。逃げ出したいなと思う時もあります。
だから今回は、「なんかしんどいな」って人に逃げることも投げ出すことも立派な勇気だということ。自分を守れる人は立派なヒーローだということが少しでも届いたら嬉しいです。
“苦学生”のつぶやき①