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近況:お仕事を頼める方、一緒に出来る方を探し中。

おひさしぶりです。たなべです。

有難いことに今年度は4月時点で一定の水準で指導可能な生徒数がいっぱいになり、
また別で頂いているお仕事も設計や運営に携わっている関係で3-4月はバッタバタでした。

まあこんな記事は誰も見ないとは思いつつ、久々につらつら書いておきます。
まだ活動してるんだぞ~っていうアピールの意味で。笑

総合型選抜指導の受講生の話

指導の現状のお話を少し。(もちろん具体的には書けないですが。)

総合型選抜の指導領域だと当然かもしれないですが、人によって進度がバラバラです。

自己分析の延長線で「自分の将来像や進学先で何をしているんだろうか」と考えている最中の方もいれば、
「自分はこういった経営者になりたい、だからより具体的なアドバイスが欲しいんだ」という方、
「自分の興味・関心の所在はここにあるのは明確だが、言語化が難しい」という方など。

僕のところにご相談が来る方は面白い方が多く、毎回僕の方が学びを多く得ているように感じます。

数値指標が見えないので不安に陥りやすい入試形態ですが、出来るだけ不安要素を取り除きながら
一緒に進められたらなと思いつつ、自分なりの精一杯の期待と支援をしています。

保護者の方やご本人からありがたいお言葉を頂くことも少しずつ増えてきて、感謝です…。

自分の高校生の頃の話

少し自分の話になります。自分が高校生の頃はなんにも考えず(いやもちろん色々背景はあるのですが…)
中2~高3春の今くらいまで「美容師になるんだ、だから専門学校に行くんだ」って思ってました。

なんというか、良くも悪くも僕たちが学生だった頃は「周りに身を委ねて生きていってもなんとかなる」という風潮が強かったです。
手に職つければ、もしくは大企業に行けば、未来永劫安泰だ!みたいな。

そうして僕はあまり自分の頭で自分の将来のことなんて考えてませんでした。

(今現在も相変わらず「まあ何とかなる」ってパワータイプな思考に寄っている部分は大いにありますが。)

そういう自分の高校生時代と比べると、今の高校生は(自身と比べて)すごく優秀だなと思います。
逆に言うと、それだけ社会が不安定で必然的に考えなければならない時代なのだとも感じます。

たしかこれは卒業式

教育に携わるきっかけ

僕はもともと大学生のころから塾講師として教育業に携わり始め、そこでやっと自分に向き合って考えることを始めました。

結局頭で考えても分からないから、色々な環境に飛び込んで体験してみて判断する、という選択ばかり重ねてきました。
(それまで考えることを20年くらいしてこなかったんだから、妥当な選択肢だったのかな~。)

さて誰も見ていない隙に…自分の大学生時代からこれまでやってきたことをざっくり振り返ります。

・クラブイベントサークルの立ち上げ(この頃は遊び惚けてギャンブル沼にはまる)
・学生団体代表(名ばかり)
・英語・生物・現代文の中学生~受験生指導、非常勤講師長
・飲食店のスタッフ~店長~マネージャー(もどき)、店舗立ち上げ
・就活セミナー講師(仮)
・大手旅行会社で法人営業(一応1位獲得)
・海外語学留学、ワーホリ(和牛・豚・羊の飼育生産事業、稀に処分)
・中小人材会社の法人営業
・某テレビ局の報道部でカメラアシスタント
・映像制作とディレクション、マーケティング
・公営塾(地域魅力化のために自治体が運営する塾)スタッフ
・個人で映像制作を通じた営業マーケ支援
・SNSコンサル営業

今の仕事については言及は控えますが、いろいろありました~。上の経験は複数並行進行しているものが殆どです。
特に20代の頃はがむしゃらでした。脳筋すぎました。

これが自分探しってやつなんでしょうか・・・時間がかかりすぎました。笑

あとダサいかもしれないけど、途中で気力体力の限界を突破し鬱になったこともあります。
症状のピークから6年ほど経った今も、春と秋にたまに自律神経が乱れて何も手につかない時期があります。
(そんな自分も認められるようになり、良い対応策を取れるようになりました!!)

そんなこんなで、教育に本腰を入れようって思い始めたのはつい2年くらい前、このHPを作った頃です。

もともと教育の会社でお世話になっていた方が、経営者兼言語表現の研究者という
すごく面白い方で、毎晩ストーカーレベルで仕事終わりに凸してました。(迷惑だったに違いない。)
半分師匠・半分友人のような、伝えにくい関係でしたが、今も相変わらずすごい方です。
そこでの経験が一番衝撃的で根強く残っていて、自分の価値観や判断軸の大部分を形成しています。

なので僕も教育を通して、皆さんの未来の言語化を支援しつつ、価値観を共有した友達を作りたいと思ってます。

先生のような教育の専門家にはなれないのですが、
幅広くいろんなことを経験してきたので、
どこでどんな背景で何が起こっているのか、
それに対処するためには何が必要なのか
その中で自分ができるところは何なのか…
と考えながら身に着けてきた汎用的なスキルは結構あります。

例えば……料理とか。笑

気付いたらひたすら料理していることがある。

短くまとめると、

①自分自身が学生時代に自分で自分のことを考えることを放棄してしまったことに少し後悔があるので、
次の世代の人には同じように感じてほしくはない

②ぼんやり考えていることを言語化する行為は意識的にたくさんしてきたので、
そこは自信を持って価値提供ができる

③たくさん行動してたくさん失敗してきた

④深い付き合いの友達を作りたい

っていうことですね。まとめ方無理やりか。。笑

今年成人した方々。おめでとう&これからもよろしく。

今年中にしたいこと

今年中にしたいことが個人的にいくつかあるので、ここに記しておきます。

・教材(テキスト・動画)作成
・塾のオフライン対応人数拡大
・教務アプリ開発
・人材事業の足掛かりを作る
・筑波大学院合格
・IELTS BAND7取得
・HP更新

ここにかけないこともまだ少しありますが、他にも…。

教務アプリの開発、教材作成については誰かに手伝ってもらうことになると思います。

もし見た方の中またはお近くで、興味のある方がいればお気軽にご連絡ください。

気が合いそうだな、友達になりたいな~って方ももし居たらご連絡ください。笑

さいごに

この話の筋とは全く関係ないのですが、ここ以外ではもう言うタイミングは無いだろうなと思うので書いときます。

鬱になって良かったことについて。

前提として、もちろん鬱はとても辛いし苦しいし、良くないです。

僕が鬱になった順番としては
オーバーワーク→睡眠不足→体力の限界を迎える
→成果が出ないことを他人のせいにする
→他人を責めても変わらない現状を受け入れられない
→自己否定に陥る
→体が思うように動かない→自己否定を強める→以下繰り返し…
→最悪の選択をしようと本気で悩む
みたいな順番でした。

数年間をかけて徐々に蝕まれていき、最後はあっという間の崩壊でした。

1か月半くらいで20kg体重が増えたことにはビックリしました。
(10㎏時点まで体重計の故障だと思ってました笑)

正直、バカであまり悩まない性格だった僕は
自分が鬱にかかるまで
「鬱は精神的に弱い奴がなる。貧弱なのが悪い」くらいに思ってました。
(たぶん辛い苦しいピークが長引いたのもこの考えがあったせい)

おそらく当時はまだそのくらいの認識の人が大半だった時期でした。
でもなってみると、本当に自分の意志とか能力とか何も関係ないんですね。単純に脳の機能障害です。

それまで10年間くらい蔑ろにしていた家族だったり周りの人に助けをもらい、最悪の状態は脱しました。

回復したと自分では思っていても、なかなか回復していない現実を突きつけられるのが次の段階で怖いことでした。

今はこれが自分のリズムなんだな、と仲良く共に暮らしています。笑

鬱になって良かったって言うのはもちろん結果論です。自分の大切な人には絶対になってほしくないなと思います。

結果的に良かったなと思えることは、自分の軸が見つかったことです。

鬱に陥るまでは、関わるあらゆる人の目を気にして、良く評価してもらうように無意識で動いたのだと思います。
それが一気に崩れ去って、崩れ去ってもなお自分は自分なのだと思えるきっかけでした。

それから改めて自分の大切にしたいことを考えてみると、自分の幸福な条件はあまり多くないと気付きました。
一つは、深い人間関係があること。もうひとつは、刺激と学びのある環境に身を置くこと。

きっとまだまだ認識が甘々で、これからもそれが原因で失敗することも多々あると思います。
それでも以前の自分よりは、生きやすい自分になりました。

鬱になって良かった、というのは、他の方に適用できる話ではないです。
あくまで僕自身が自分と向き合ってこなかった分、考える機会を与えられた、みたいな意味です。

ベタかもだけど、FACTFULNESSと並ぶいい本。
あれ、FACTFULNESS誰に貸したっけ。。

ということで、今日はこれまでにします!

またたまに更新するので、気長に相手してください。