こんにちは!
近年は入試が多様化しており、特に特別入試として総合型選抜、自己推薦選抜など
各大学独自の入試が増えてきました。
そしてそこで必ずといっていいほど求められるのが「志望理由」です。
自己推薦や総合型選抜には学力成績のほか、志願者本人の努力の足跡、大学とのマッチングを測る意図があります。
私はこの総合型選抜入試は有意義な取り組みだと思っています。
なぜならこの選抜で求められる力は、学生を卒業した後の企業の採用時や組織内のプレゼン時に求められる力と似ているからです。
多くの人が進む社会では、無数の正解がある中、自身で仮説を定め、根拠を示し、納得感あるアウトプットを求められます。
もちろん受験シーンにおいて、推薦や総合型選抜は受験者に様々なメリットがあります。
・早い時期に合格を得られる
・学力以外でも評価されるため、現状学力偏差値以上の大学に挑戦できる
・受験機会が増える
などです。
しかし総合型選抜を利用するなら、単純に「受験に有利」という意識ではもったいないと感じています。
どうせやるなら、自身の思考や経験を言語化・分析し、人生軸や仮の目標を設定し、実践的な表現スキルを身に着ける機会としてほしいと思います。
そうは言っても受験生は忙しいです。
一般選抜試験に向けて各教科学力を伸ばすために多くの時間を割く必要があります。
そして受験生が推薦や総合型選抜を受けることを考え始めたころにぶつかる壁が
「志望理由書、どう書き始めればいいのかわからない…」
「色々書いてみたけど、これで本当に良いのかな…」
「自分らしさってどこに出せばいいんだろう」
というところなのではないかと思います。そんな悩みを抱えていないでしょうか?
今回はそんなお悩みをお持ちの方に向けて記事を書いていこうと思います。
ただ内容的に一回では難しいと思ったので、複数回に分けて投稿していきます。
参考になれば幸いです。
・志望理由書の書き方に悩んでいる受験生
・生徒の志望理由書指導に困っている先生
・「ただの作文」で終わらせたくない人
・大学での学びを本気で考えたい人
第02回 なぜ大学は志望理由書を求めるのか?研究機関としての大学が見たいもの
第04回 研究テーマの見つけ方!「知りたい」から「解明したい」へ
第06回 先行研究の調べ方!図書館とオンラインデータベースの活用法
第07回 フィールドワークとインタビュー!現場から学ぶ重要性