この連載では、志望理由書を通じて「考える力」と「伝える力」を鍛えることを目指してきました。
最終回となる今回は、提出直前の最終チェックと、連載全体のまとめをお届けします。
「これで提出して大丈夫かな…」
「見落としはないだろうか…」
提出前の不安を抱えていませんか?
▼こんな人に読んでほしい
- 最終確認のポイントを知りたい人
- 提出前の不安を解消したい人
- 完璧な仕上げを目指す人
- チェック漏れを防ぎたい人
■ 内容の最終確認
【ワーク1:完成度チェックシート】
以下の項目を5段階で自己評価:
- 研究テーマの明確さ:
□ 具体的な問いの設定
□ 探究プロセスの説明
□ 独自性の提示
□ 大学での発展可能性
□ 社会的意義の説明 - 大学との接続:
□ カリキュラムの理解
□ 研究室の検討
□ 学修計画の具体性
□ APとの整合性
□ 4年間の展望
■ 形式面の確認
【ワーク2:形式チェックリスト】
- □ 制限字数の遵守
- □ 指定書式の確認
- □ 段落構成の適切さ
- □ 誤字脱字のチェック
- □ 句読点の使い方
- □ 文体の統一
- □ 記号の使用ルール
- □ 提出部数の確認
■ 第三者チェック
【ワーク3:フィードバック整理シート】
以下の観点で複数人に確認を依頼:
- 先生からの確認:
□ 内容の適切さ/学術的な正確さ/表現の洗練度 - 友人からの確認:
□ 文章の分かりやすさ/説得力/独自性の感じ方
【最終確認の3ステップ】
- 内容チェック
- 形式チェック
- 第三者チェック
■ 提出までのタイムライン
- 完成の1週間前:内容確定
- 3日前:形式チェック完了
- 前日:最終確認
- 提出日:複数部数の準備
【連載のまとめ】
- 大学での学びの本質理解
- 探究プロセスの重要性
- 研究テーマの見つけ方
- 効果的な表現方法
- 推敲と改善の方法
15回にわたってお届けしてきたこの連載も、いよいよ今回が最終回です。
志望理由書は「自分自身と向き合い、社会との接点を見出す旅」のようなもの。
最後まで読み進めてくれたあなたには、確実に“考える力”と“書く力”が備わっているはずです。
この先の受験プロセス、そして大学生活においても、ここで培った思考と表現の力が必ず活きてきます。
どうか自信を持って、自分の言葉で、未来を切り拓いてください。
【今後のご案内】
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