こんにちは。
この連載では、志望理由書の書き方について、実践的なワークを交えながら解説していきます。
「志望理由書って、結局何を書けばいいの?」
「学校の先生に聞いても、なんだかピンとこない…」
と、志望理由書の本質がつかめずに悩んでいませんか?
・志望理由書の基本を知りたい人
・形式的な文章で終わらせたくない人
・自分らしい志望理由書を書きたい人
・大学合格への第一歩を踏み出したい人
近年の大学入試改革により、総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜での志望理由書の重要性が増しています。単なる「大学に入りたい理由」を述べる文章ではなく、あなたの「学びの物語」を伝える重要な機会なのです。
志望理由書には、主に以下の2つの要素が求められます。
①なぜその学部・学科を選んだのか
②なぜその大学を選んだのか
これらは単なる「選んだ理由」ではありません。以下の問いについて考えを深める必要があります。
①その学問分野で何を研究したいのか
②その研究にはどのような意義があるのか
③なぜその大学でその研究が実現できるのか
現在の自分の状況を確認してみましょう。
以下の項目について、はい/いいえで答えてみてください。

前提として、大学は学術研究と教育を目的とした高等教育機関です。
興味・関心のある事柄を確認しましょう!
A4用紙の中央に「私の興味・関心」と書きます。
そこから放射状に、興味のあることを書き出していきます。
それぞれの項目からさらに具体的な内容を枝分かれさせていきます。
10分間、思いつく限り書き出してください!

※私はマインドマップサービスを使ってWEB上で整理することが多いです。
PCをつかう場合はmiroやMindMup2が使いやすいです!
特に興味関心の深いことはどれか順位をつけ、なぜ気になるのか深掘り、気になることの共通項は何なのか抽象化すると自己理解が捗ります。
❌ とりあえず志望理由を考えれば良い
⭕ 研究テーマを深く掘り下げる必要がある
❌ 大学名や学部名が決まってから考え始める
⭕ 自分の興味・関心から始めるべき
❌ 実績や成果を並べれば良い
⭕ その経験から何を学び、どう成長したかが重要
上記の自己診断チェックリストを行う
興味・関心マッピングを完成させる
マッピングの中から、特に深く掘り下げたい項目を3つ選ぶ
第2回では「大学が研究機関である」ということの意味を深く掘り下げ、なぜ大学が志望理由書を求めるのかについて考えていきます。
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