志望理由書って、ラブレターじゃない?

志望理由書って、ラブレターじゃない?

ある日、生徒が言いました。
「先生、志望理由書ってラブレターっすよね」

……言い得て妙。
でも、意外と本質を突いてるんです。

想いが伝わらない志望理由書は、ラブレターで言えば“コピペ”です。

伝わる志望理由書には、ちゃんと“好き”の理由がある

たとえば、こんなラブレターがあったらどうでしょう。

「あなたの雰囲気が好きです。他にも色々な人がいますが、あなたを選びました」

いや、抽象的すぎて誰にでも送れそう…!
それ、志望理由書でも同じです。

どこに惹かれて、何を感じて、なぜ他じゃダメなのか
そういう“具体的な好き”を言葉にできる人が、ちゃんと伝わる。

片思いで終わらない志望理由書の書き方

一方的に「御校が好きです!」って熱烈に語るだけじゃ足りません。
相手(大学)が求めていることも考えて、「自分がどう貢献できるか」まで踏み込む。

「私、こういう人間です。こういう理由で、あなたと一緒に未来をつくりたい」
そう語れるラブレターこそ、通じ合える。

テンプレを捨てて、“自分の言葉”で書こう

ネットに転がってる志望理由書テンプレは、便利だけど危険。
相手に届くのは、自分の経験・価値観・問いを自分の言葉で語ったとき。

照れずに、本音で書いてみよう。
だって、それがあなたから大学への告白なのだから。

まとめ:志望理由書は、想いを言葉にする練習

  • テンプレじゃ伝わらない、“好き”の理由を言葉にしよう
  • 相手が求めること×自分にできること=伝わる文章
  • 照れてもいい、でも本音を書こう

本気のラブレターは、届きます。
志望理由書も、きっと同じです。