「まだ“学歴”で判断していませんか?」
「とりあえずいい大学に入れば安心」
そんな価値観が、少しずつ通用しなくなってきています。
就活でも、推薦でも、「自分の言葉で語れる人」が選ばれる時代になってきました。
「学歴フィルター」が薄れてきた社会の背景
大企業の新卒採用でも、人物重視の傾向が加速しています。
リクルート社の調査でも、企業が重視する項目は「主体性」「対人力」「課題解決力」など。
偏差値や大学名では測れない力が、選考の鍵になっています。
“この人は、自分なりの判断軸を持って動いているか?”
それが、“軸がある人かどうか”を企業や大学が見極めようとする理由です。
“軸”とは、自分なりの「問い」と「行動の指針」
軸とは、単なる志望理由や夢ではありません。
「なぜそれをやるのか」「何に違和感を持ち、何を変えたいのか」
そうした“根っこ”の部分が、面接や書類からにじみ出るのです。
学校や家庭が育てるべき“軸の土壌”とは
探究活動や自由課題、自分の経験を振り返る時間…
教育現場で「考え続ける」ことが大事にされ始めています。
でもそれは、誰かに評価されるためじゃなく、自分の判断で動けるようになるためです。
「こうするのが正解だよ」と教えるのではなく、
「あなたはどう思った?」と問い返す関わりが、軸を育てる対話になります。
まとめ:進学も就職も、「自分の軸」がある人が強い
- 学歴の代わりに、“判断の根拠”が問われている
- 「軸がある人」は、問いと行動を自分で決められる人
- 今後の教育は、問いを持ち、考え続けられる力を育てるべき
あなたやあなたのお子さんは、
「なぜそれを選ぶのか?」を語れますか?
その問いが、これからの時代を生きる鍵になります。